アドラー心理学の入門書②【幸せになる勇気】”シンプルであることは難しい”
先日【嫌われる勇気】を読み記事にしたのですが
感想やレビューって書き上げるのものすごく難しいですね、、、
なのであまり長文にならない程度に今回は【幸せになる勇気】について書いていきたいですね
nora-robin.hatenablog.jp
幸せになる勇気
この本は岸見一郎さんと古賀史健さん著書の本で【嫌われる勇気】との2部作完結編と成ってます
前作と変わらず「哲人」と「青年」の議論形式で今回は教育者になった「青年」がアドラーの思想をもとに教育を実践した結果、問題が多く起こってしまい「アドラーの思想はやっぱおかしい!」という青年の新たな不満をもとにまた「哲人」との議論が交わされていきます
この本はアドラー心理学の入門書としてもお勉強になりますが、純粋に「哲人」と「青年」の議論を眺めているだけでも面白い本じゃないかなぁと思いますね~
1冊が5部構成になって主な目次が
- 悪いあの人、かわいそうなわたし
- なぜ「賞罰」を否定するのか
- 競争原理から協力原理へ
- 与えよ、さらば与えられん
- 愛する人生を選べ
となってます
この本では尊敬を「他者のありのままの姿を認める」というような書き方をしており、
他人の関心事へ注目し、共感することがその人の「自立」への最大の援助だと述べています。
会話術とかの本で聞く姿勢が大事とか書いてあったりするのですが、実はこういうことだったのかなぁと思ったりしますね~
他にも承認欲求は終わりがないものと承認欲求を否定しており、「人と違うこと」に注目するのではなく「私であること」に価値を置き、普通であることの勇気が必要が大事だと述べる節では感動を隠せませんでしたね、、、
目次にもある「与えよ、されば与えられん」という言葉にもなかなか深いものがあり、「他者をひたすらに信頼できなかったり、常に何かを欲しているのは心の貧しい人、待つのではなく与える立場になる」という考え方
これも自分や周りをみて思い当たる節が見つかったりして私生活が発見だらけで結構楽しくなったりしますね笑
アドラー心理学は実践が非常に難しく「無理やろこれぇ!」って思うようなことも多いです笑 なので簡単にできそうなのだけ試したり自分の都合のいい解釈をしてみたりして個人の心理学を作ってしまうのも楽しいかもしれません(*´∀`*)